母方の叔母の土地・家屋の相続権があると田舎の市役所から通知がきた。
ここは母親の生家で、母の末の妹が結婚後もそこに住んでいたもの。
叔母には子供はいなかった。
叔母が亡くなり20年以上。旦那はその後に亡くなっている。
つまり、何十年も空き家状態になっていて、相続人が分からないと、朽ち果てていても行政は勝手に解体することもできない。
そこで、市役所が徹底的に相続関係を突き止めたら、甥っ子の自分の下に通知が来たという次第だ。
田舎に帰る気もなく、遠隔地で相続しても管理できないので、相続放棄を即座に決めたのだが、これがことのほか、面倒くさいことが分かる。
まず、自分の戸籍、そして母親の戸籍、さらには叔母の戸籍で、結婚してから死ぬまでの戸籍が必要になる。
自分と母親は直系なので地元の市役所からでも戸籍は取れる。しかし、叔母の結婚後の戸籍は直系ではないので、叔母が住んでいた市役所へ直接請求するのに、これで必要書類が必要になる。
こうして叔母の戸籍も取れて、晴れて家庭裁判所に相続放棄の申請ができるという次第だ。
はじめ、その手続きを聞いた時は面倒くさくて専門家の行政書士に頼む手もあった。
調べてみると11万6350円ほどかかる。
内訳は基本報酬が5万円。
これに書類作成費が2万円。
戸籍収集代行が1通5000円ほど。今回は9通なので4万5000円。
裁判所提出書類費実費が800円+郵便切手代550円。
これを自力でやった結果、戸籍謄本代や印紙代など8000円ほどで済んだ。
何度も田舎の市役所の市民生活課や税務課、さらには家裁の人と電話でやり取りをしながら完遂したので大丈夫とは思う。
家裁に書類を提出したが、足りないものがあると言わず、受理されることを祈る。