お歳暮シーズン真っ盛り。
パチンコメーカーの協力会社でプログラム系を担当しているAさんの下へは、毎年、彼が大好きな日本酒や麦焼酎が届くのが慣例となっていた。
メーカーは彼の嗜好に合わせたものを贈ってくるということは、彼のポジションが重要なことが分かる。
メーカーの景気がいい頃は彼の下に陶器入りの焼酎(5万円相当)が届いたこともある。
フリーランス的立場だが最近、上場メーカーからヘッドハンティングを受けたこともある。年齢的に還暦を超え、あまりあくせく働く気もないので断ったほどだ。
ところが、今年は彼の好きなアルコールではなく、レトルトや瓶詰の食料品の詰め合わせが届いた。
仲のいい担当者に聞いたところ、会社から歳暮の予算を半減にする指示が出ていたそうだ。
3000円以下は従来通りだが、8000円以上の高額歳暮を贈っているところが、半減の対象になり、彼もその影響を受けたということが判明した。
パチンコメーカーはどこも業績が厳しく、その余波はついに歳暮まで及んだ。