プラスチック成型のメーカーに勤めているAさんは現在62歳。
60歳で定年を迎え、退職金は800万円。雇用延長で65歳まで今の会社で働くことができる。
彼は今の会社を退職した後はシルバー人材センターに登録して75歳までは働き続ける予定だ。
家は親が建てた築70年の古屋。三多摩地区ながら未だにボットン便所。リフォームする予定もなく、このまま住み続ける。
家賃がかからないので、年金暮らしもできるのだが、それでも「一生働く」覚悟ができている。
その理由は定年後に家でゴロゴロしていると、一番、熟年離婚につながるパターンなので、それを避けるために外に出て働き続けるという涙ぐましい決意をしている。
奥さんに捨てられるのを恐れる62歳だった。