都内に自社ビルを持っている人の話。
1階のコンビニが撤退して、空きスペースとなった。
自分で何をやるか悩んだオーナーはコーヒーチェーンなどを考えていたが、周りからは回転率を考えて、ファーストフードを勧めた。
15社余りの候補リストができた。
自分で結論が出せないオーナーは、奥さんが信頼する占い師に占ってもらうこととなった。
占い師が出した答えは「止めときなさい」というものだった。
全くの予想外の答えが返ってきた。
すると占い師は「あなたはコーヒーが好きだからコーヒーショップをやりなさい」とアドバイスした。
コーヒー好きだが、自分でコーヒーを淹れるほどのものでもなかった。
自分でやれということは、焙煎からすべて自分でやれという意味だった。
「これをやらないと後悔します。やってみて成功しなかったら私のことを三文占い師といっても構わない。やらないと不幸になります」と占い師。
こうして71歳のコーヒー修業が始まった。