東京の電機メーカーの技術職のAくん(30)はこのほど結婚することになった。相手の女性は22歳。
彼女の実家がある大阪の両親の下にAくんは両親と共にあいさつに行った。彼女は東京住まいなので4人で行った。
行きの新幹線の中で、芸能事務所の関係者が彼女を見るなり、名刺を差し出した。
「ウチの事務所に入りませんか」という誘いだった。
帰りの新幹線は奮発してグリーン車に乗った。
その時、今度は彼女を見て吉本芸人が「ウチの事務所に入ったらいいのに」と声を掛けてきた。
それぐらい目立つ芸能人のようなオーラが出ている際立つ美人だった。
Aくんもイケメンで美男美女のカップルなのだが、出会いは1年前に遡る。
中央線の下り電車だった。
2人共乗り過ごして、終点の高尾まで行ってしまった。
まだ、折り返し東京行きの電車が走っているギリギリの時間帯だった。
帰りの電車でAくんの方から彼女に「お互い乗り過ごしましたね」と声を掛けた。
Aくんの下車駅は国分寺、彼女は西荻窪ということが分かった。
Aくんは積極的だった。
「西荻窪で飲み直しませんか」と誘った。
OKサインが出た。
彼女は東京女子大学の学生だった。それで大学がある西荻窪に住んでいることが分かった。
こうして交際がスタートすることになる。
彼女は今年大学を卒業したのだが、その頃には結婚する話しが進むなか、専業主婦の道を選んだ。
Aくんが自分の給料だけで食べさせる、と男気を見せた形だが、本当の理由は別にあった。
芸能人並みの美貌なので、彼女が就職したら、その会社の男から狙われるのが怖かったからだ。
早く結婚して独占したい、というのが本音のようだ。
どれぐらいのレベルの美人なのか、非常に気になるところだ。