遊技機メーカーからの下請けでパチンコのプログラムを作る制作会社時代の知り合いが亡くなった人の話。
その人は制作会社を経て、フリーランスのプログラマーとなり、現在は第一線を退いている。
その人の下に遺族から「主人が亡くなりました」との連絡が入った。
下請け会社だったこともあり、家で家族に現在どんな遊技機を開発しているかは一切話すことはなかった。
残された奥さんは旦那がどんな仕事を手掛けたのか、知る由もなかった。
ピーク時には年収6000万円を稼ぎ出していた、という。
その余力からか、長野県に別荘を持っていた。
一度、泊まったこともあった。
遺言でその別荘を贈与することが書かれていたので、そのことも含めての連絡だった。
突然の知らせだったが、「別荘はいらない」というのが本音。軽井沢のような別荘地帯でもないただの田舎だった。