東京在住者のAさん(61)の悲しい物語。
定年退職で退職金は3500万円あった。
懐が温まると気も大きくなる。
大学時代の友人に勧められたのが未上場株だった。
蓄電池メーカーで今後も市場が伸びることが期待された。
友人は確実に株価は2倍になる、と太鼓判を押した。
これが10倍だと言われたら怪しむところだが、2倍は現実味がある。
そこで、勝負に出た。
退職金の半分、1700万円を投資したのであった。
結果から言うと投資詐欺のようなものだった。
虎の子の退職金の半分も投資詐欺に引っかかった旦那に愛想をつかした奥さんは山形の実家に帰ったっきり、2カ月も帰ってこない。
踏んだり蹴ったりの老後が待っている。