ニューヨークで毎週金曜日の夜はパーティーナイトになる。その席で今の話題はジャニーズ事務所問題。ジャニー喜多川の児童虐待数は数百人にも及ぶと言われ、アメリカでは児童虐待は大罪扱いになる。
で、当面の問題はジャニタレを使ったCM展開している企業の今後の姿勢だ。特に世界戦略を考えている企業ともなると、犯罪を犯していた会社のタレントを使い続けることはできない。なぜなら、犯罪に加担している会社と見做されるからで、不買運動だって起こりかねない。
日本でジャニタレを使って広告展開している会社は少なくない。
いま、各社とも次の契約でジャニタレとは縁を切るか、契約途中でも契約を打ち切るかの選択を迫られている段階で、各社はジャニタレを使っている会社をお互いが様子見している状態だ。
これで、1社でも契約を打ち切れば、横並び主義の日本のことだから雪崩を打つかのように契約解除ラッシュになることが予想される。
CMに起用している企業だけではない。
テレビ局も困り果てている。
直近では日テレの24時間テレビがある。番組のメインパーソナリティーはジャニタレが独占してきた。ジャニタレに責任はないが、ジャニーズ事務所を応援することになることは、世間が許さなくなる。
NHKの紅白歌婦合戦然り。外すのか、外さないのか思案のしどころだ。