さんまのからくりテレビからブレイクしたボビー・オロゴン。訳の分からない日本語と天然のボケ、さらにはK-1に挑戦し、見事に勝利した身体能力、と人気もうなぎのぼり。遂には釣りバカ日誌で俳優デビューまでしてしまったのだから、今、最も勢いのある外人タレント、といえる。
からくりテレビではボビーの調教師役だったセインの姿を最近見かけないと思っていたら、事務所のトラブルから番組を打ち切られていたようだ。
セインのレギュラー番組のギャラは一月が180~140万、といわれている。なぜ、金額が明らかになったかというと、ギャラを巡って事務所と裁判沙汰になったために、金額が公表されてしまった。
この金額はテレビ局と事務所が交わす契約額であって、個人事務所は別として、所属タレントがその金額を知らされることはまずないようだ。
で、このギャラの取り分が問題になる。
ケチ本とも芸人から揶揄される吉本興業は9対1。もちろん、芸人が1。これがかなり良心的な事務所で6対4、といわれている。
もっとギャラをよこせ、というトラブルから所属事務所とも契約を打ち切り、テレビからも消えてしまった、というのが真相のようだが、テレビ局は事務所との契約が主流のため、フリーとなったタレントと直接契約を結ぶことはまずない。それは局と事務所のパワーバランスがあるからだ。
加えて、外人タレントなら、代わりはいくらでもいる、という現実。
で、今頭角を現しているのがボビーということになる。
ボビーの時代はまだ当分続きそうだが、デーブ・スペクターの座を脅かすことはないだろう。
なんてことを昨日たかじんの番組で初めて知った。
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