少年飲酒に公安委員長も言及
2005年 07月 19日
単なる未成年者の酔っ払いの保護だったのに、日増しにことが大きくなってきた。
村田国家公安委員長が19日の閣議後の会見でフジテレビの菊間アナの1週間の謹慎処分は「甘い」との見解を示したからだ。
委員長自らが発言したのか、記者からの質問に答えての答弁だったかは定かではないが、フジテレビ側も処分の見直しを迫られることは必至だろう。
未成年者飲酒禁止法では、未成年者に酒を飲ませると、飲ませた側が罰せられるようだ。ただし、飲んだ側の未成年者は罰せられることはない。
村田委員長はこの法律を引き合いに、マスコミ、芸能界の少年飲酒に対する規範を引き締めるために=ミセシメ的にも菊間アナの処分を望んでいる様子が読み取れる。
しかし、この程度の問題に委員長が口を挟むのも奇異に映る。犯罪は小さい芽のうちに摘み取れ、というのだろうが、大学生の飲酒を犯罪だと思っていない人が大多数の中、この発言に賛同するほうが少ないのではないか。たとえ、未成年といわれる大学生に飲ました側の立場でも。
今後の手順として、菊間アナが仙台警察署に出頭して事情聴取を受けることになりそうだ。刑事事件にまで発展すれば、菊間アナも責任を取ってフジテレビを退社するしかない。
菊間アナ大ピンチ。
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