出る出る花田家‐‐パチンコ屋のチラシでもあるまいに、まあ何とも出るわ出るわの親子、兄弟による罵倒合戦。まだ、49日法要も済んでないのに、この呆れた様はなんなんだろうか、と考えさせられてしまう。
「喋らないのも罪」と数日前から貴乃花親方による反撃の口火。この会見がまさに出る出るパチンコではないが、堰を切ったように反論ののろしを上げ、兄、勝だけでなく、矛先は実母の藤田憲子にまで向かった。
通夜の席での憲子の会見はワイドショー的には内心拍手喝采だったろうが、貴乃花親方が指摘するまでもなく、あの場でいうべきコメントではない。
男を作って、花田家から逃げていった母親である。
憲子寄りの勝。
自分が浮気性で今でも離婚したい、と思っているから母の気持ちが理解できるのかもしれない。
仮面夫婦、という言葉はあるが、花田家は前代未聞の仮面家族だったわけだ。二子山親方が現役時代からテレビカメラが家庭に入り、貴乃花親方が中学卒業と同時に藤島部屋へ入門したときから、カメラは2人の出世街道を伝えてきた。カメラの前での仲のよさはほとんどが作り物だった、ということか。
今や対立の構図は勝+憲子VS貴乃花+景子の様相を呈してきた。
貴乃花が断髪式をするときに、仕切りを入れたのが元アナの景子、といわれている。大事なタニマチの意見も聞かず、フジの力をバックに仕切ったため、激怒して離れていったタニマチも1人や2人ではない。
「クソ景子」
勝をはじめ死んだ二子山親方も景子のことを快くは思っていなかったようだ。
血を分けた親子、兄弟がここまで骨肉の争いを続ける原因は何なのか? 遺産ともいわれているが、果たしてそれだけなのだろうか。
ここにきて元家政婦の証言も飛び出してくるなど、テレビドラマも顔負けのスキャンダラスな展開を見せ始めてきた。
こんな泥沼劇を演じていては、二子山親方もおちおちと極楽浄土へも行けない。
再度言うが49日法要はまだ終わっていない。
喪に服している期間なのに、協会葬ではつかみ合いのケンカでもしそうな勢いだ。
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