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by tetorayade

歌舞伎町ボッタクリバー顛末記

中年男4人組が週末の新宿・歌舞伎町へ繰り出した。おねえちゃんのいそうな店を探していて、60分9000円で飲み放題と触れ込みの店に入った。

スナック風の店内でテーブル席は4つ。

4人のおっさんたちに4人の女の子というより、おばさんがついた。

30分経った頃、「ヤバイ店に入ってしまった」と感じるようになった。

キャッチに引っかかったのではなく、4人組の方から声をかけて店に入った。4人組は東京人なので、地方から出てきた人たちのようにボッタくられる様な店に入ることはないと妙な自信があったが、それが打つのめされることになる。

早々に引き上げることにした。

その時の請求書が1人25万円。4人なので100万円である。

見事なまでのボッタクリバーだった。

するとそれまでいた先客6人ほどがスーと消えた。先客はサクラだった。

100万円も払う気はなく、何とかなるだろうと高をくくっていた。

「一人25万円なんて持ち合わせもないし、そんな高い金は払えない」と突っぱねた。

「じゃ、キャッシュカードで下してこいよ」

「生憎カードは持っていない」

「金貸しを教えてやるよ」

押し問答がしばらく続いた後で、店の中へ20人ほどの男たちが入ってきた。いわゆる半グレ集団だ。

「いくらあるんだ?」というと一人の男がペティナイフを取り出した。そしておもむろにフルーツを切り始めた。

「切る物がなくなったな」

ここは素直に払うしかないと観念した。

財布の中にあったお札や小銭からキャッシュカード、クレジットカードまで身ぐるみはがされた。

1人は4万円、1人は10万円。全部で22~23万円を取られた。

警察に駆け込むことはしなかった。事情聴取で時間を割かれるだけでなく、相手もしらばっくれるだけ。高い授業料を払ったと思って皆諦めた。

一銭もなくなった。家庭もち2人は自宅で家族からおカネを支払ってもらえるのでタクシーで帰った。

家庭持ちでない1人はスイカで帰ることができたが、電車は最終便なので、自宅の最寄り駅ではなく、3つ手前止まりだった。

深夜2時間かけて歩いて帰っている途中、1台のコンビニ配送トラックが止まった。

「どこまで行くの?」と声を掛けてきた。

自宅近くの住所を伝える。

親切なトラックだな、と思っていると、「3000円でどうだい」とカネを吹っかけてきた。

「ただで乗せてってよ」

トラックは無視するかのように走り去った。






by tetorayade | 2018-12-19 00:01 | 社会ネタ