経済紙記者が「SーとYの合併はO会長の逮捕で流れました」と打ち明ける。
世紀の合併話はあっけなく消滅してしまった。
この2社のスロットメーカーという以外に共に海外でカジノ運営をやっていること。
共に日本市場参入を目論んでいたが、Yはフィリピンカジノの開業に際し、賄賂を贈っていたことが発覚した。Oが会社から去ったとはいえ、これで日本でのカジノの目は消えた。
一方のSも政治家の口利きが難しくなっている時点で3カ所候補地のオペレーターに入り込むのは難しくなってきた。
YにウルトラCがあるとすれば、Oの株を全部買い取り、O色を完全に払しょくすることぐらいしかない。