レスリングの伊調薫選手を擁護する内部告発に端を発し、日大のアメフト問題で指導者の横暴ぶりが明らかになったが、ボクシング問題はそれらをはるかに凌駕する。
ヤクザまがいのボクシング界のドン山根は、アマチュアボクシング界を牛耳る癌以外の何物でもない。
子供3人がボクシングを習っている知り合いは「山根はヤクザ以下。みんなで抹殺する」と憤る。
大学生時代に将来を嘱望された息子は、山根案件で何度も煮え湯を飲まされている。
「奈良の選手とは リオ五輪アジア予選の日本代表選考会で対戦しました。間違いなく勝っていたのに引き分けとか意味不明な裁定を受け代表選考から漏れました。東京五輪に大きく影響する昨年度の全日本選手権でも決勝戦で問答無用で負けにされました」と悔しさをにじませる。
審判でこれだけの不正が横行されていたわけだが、一連の内部告発がなかったら、まだ闇の世界が続いていたと思うとぞっとする。