米朝首脳会談で改めてトランプのいい加減さが際立った。
拉致問題は正恩に提起したとはいうが、あんな短時間でトランプの関心がない拉致問題について時間を割くわけもない。
提起されたことを儀礼的に安倍首相は感謝の気持ちを伝えているが、腸は煮えくり返っているに違いない。
トランプに頼んでも問題は解決しない。
ここは安倍首相が平壌に乗り込むしかない。
自民党総裁選は9月。
となれば、8月までには訪朝の道筋をつけて乗り込んで、拉致被害者を連れ戻すしかない。「年内まで」(自民党関係者)なんて悠長なことを言っている場合ではない。
ま、首脳会談で正恩が安倍首相に会ってもいいというようなことを言っているわけだし、北朝鮮としても日本から戦後賠償金を引き出すためには、おやじが主導した拉致問題をすでに解決した、と言っているよりも、日本へ返して1兆円をせしめたほうが得策だ。
横田滋さんは安倍首相が見舞いに行った時もベッドに寝たままで、起きあがることもなかった。
本当に時間がない。