ランチタイムの中華料理店での出来事。
奥の個室にじいちゃん3人が陣取っていた。
いずれも80代でやがて介護の話になった頃からじいちゃんたちの会話が気になり始めた。
介護の話は切実で、やがて下の話になった。
笑っただけでションベンをちびるという話から、「お前もおもらしするのか」とちびり話に花が咲く。
すると今度はウンコをちびるという話になってきた。
さすがに、食べている時にウンコの話は聞きたくない。
従業員は全員中国人で、話の内容には無頓着だった。
この情報を提供してくれた人と相席していた人が「誰か注意してくれないかな」と聞こえよがしに言ってきた。
それで意を決しておじいちゃんたちに「すいません。ウンチの話はもう少し静かに話してもらえませんか」と申し出た。
「えっ? えっ?」
おじいちゃんたちはつんぼだから余計声がでかかったわけだ。