「事故当日の全社員の行動を全部ぶちまけてみい!一切隠したらアカンぞ」と例の高飛車な口調で恫喝したのだろう。
恐らく3万2000人も社員がいれば、ゴルフぐらいやっていた人もいるだろうと予想はしていたが、やはりの結果だ。
ゴルフに、旅行、懇親会。
7日付、朝日の朝刊は「185人事故後に行事参加」とトップ扱いだ。「脱線後、JR不手際噴出」と見出しをつけているが、自分らが無理やり資料を提出させて、噴出もないだろうに。
JR西日本の企業体質を徹底的に叩けば、それが今後の事故防止に繋がるので? 正義のペンを奮っていると勘違いしているのだろう。
そのニュースを見聞きすれば一般市民の反応は分かりきっているではないか。「不謹慎」「酒飲んでいないで助けに行け」とマスコミの都合のいい市民の声だけを流す。JR西日本の憎悪を間違った方向に増幅させているだけではないか。
コレを偏向報道といわずして、何を指す。
今の間違った方向は、脱線列車に乗り合わせた運転士が救助しないで、出社しとことを批判していることと似ている。まさに、今のマスコミは出社した運転士状態だ。運転士は自分の職務を全うするするために、上の指示に従い現場を離れた。
記者は“社会正義”のためにJR西日本を叩いている。いずれも自分は正しいと思って取っている行動だろうが、マスコミ各社の社内に「ちょっと偏向報道ではないですか?」と進言する社員はいないのか。
そう、「ボウリング大会を中止しようといういう社員はいなかったのか!」と追及したように。
一誠館~日々の戯言~さんのブログではJR西日本の事故後の対応について緊急アンケートを取っている。
意外な結果だが、休日を返上してでもすぐに働くべき、出社すべきと考えている人が少数派で、大多数が休日の社員は遊んでもよい、と考えていること。
マスコミが流す市民の声は自分達が作った結果に対して、それに当てはまる声を流すだけなので、それを一般論とするのは間違った世論誘導であるが、こうしたアンケートにこそ本音が表れる。
サンプルはまだ少ないが、JR西日本叩きがマスコミの独りよがりだということが垣間見える。
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