東京・大井町にある劇団四季の冬劇場ではリトルマーメイドが公演されている。
フィナーレではキャノン砲で観客席に向かって銀テープが発射される。
よく見かける演出だ。
冬は静電気でテープが衣服についたままになる。
そこで劇団四季が毎回行っているのが、劇場から大井町駅の改札口までの道の清掃だ。
そう、体に付着していた銀テープが歩いているうちに道端に落ちる。
その銀テープの清掃をしているのだ。
地元から苦情が来る前に行動に移せば、苦情も来ない。
当たり前のことを当たり前にやってしまうから、たいしたもんだ。