日本にカジノができるまでの後5年あまりの間に、稼げるだけ、稼いでしまえ、と考えるのが裏カジノ業界。それまでに稼ごうと店を拡張しようとする動きがある一方で、池袋にある裏スロ屋が急激なお客の減少で店を畳もうと考えている。
裏スロ屋の経営者はなぜ、急激に客足が遠のいたのか原因がサッパリ分からない。
そこで、知り合いの風俗ライターに「近くに新しい店でもできたのか?」と探りの電話を入れてみた。
裏スロ屋は客が減っても理由が全く読めない、という家業らしい。
売上が半減して回復する兆しもなければ、このまま店を続けていても意味がない。
そこで、風俗ライターにこんな話を持ち掛けた。
「4号機で裏スロ用に基板も改造している。いま、すぐに使えるので売り先を紹介してくれないか?」
「勘弁してくださいよ。もし、手入れを受けてどこから機械を仕入れたかということになって私の名前が出ても困るじゃないですか」と断った。
客が来なくなった理由。
客が賢くなっただけ。
この店は遠隔で勝てないことを悟られただけだろうに。