人通りもまばらな早朝に仕事をする新聞配達は、時には人がいないことをいいことに歩道を走るのが常態化している。
で、いつものように歩道を走っていて、何かにぶつかって思いっきり転倒して、新聞が散乱したところに遭遇した人が、救急車を呼ぼうとしたら「止めて下さい」と断ってきたのに驚いた。
救急車を呼ぶと警察の事情聴取も受け、歩道を走っていたことがバレるのを恐れたからだ。あしたからも歩道を走るために、警察沙汰になるのを嫌がった。
こけた配達員が店に電話すると応援がやってきた。
初めてのものが、その後も新聞配達ができるように、住所ではなく、記号のようなものを使っていることが分かった。
例えば、●●の角から4軒目というように目印が重要で、住所で探すのは大変だもんな。