かきなぐりで書いて欲しい、と色々なネタが届く。
これはカペラが気に行った人が中古のカペラを発見した時の話。
ご覧のように走行距離は99万キロ。
一般の車で99万キロも走る車は早々ない。タクシーでさえも30万キロぐらいで乗り換える。
異常な走行距離だ。
しかも、2カ所もはっきりと99万キロと書いている。
普通、走行距離が多いのは、デメリットであり、セールスポイントにはならない。
ところが、よくよくメーターの写真を見ると9万9560キロ。つまり、桁を一つ間違えているだけの凡ミスであることが分かる。
ネタにして欲しいというのが、どちらが正しいのか電話で確かめて欲しい、との依頼。
午前中の仕事も一段落して、電話を入れてみた。
「カペラの走行距離が99万キロになっているんですが」
「9万9000キロで、100万キロは走っていません。エンジンの調子も良く、よく走ります。是非一度見に来てください」
電話の主は社長と思われるおやじの声だった。
「9万9千に書き直しておいた方がいいですよ」とアドバイスして電話を切った。
あまりオチもない。
電話して2日が経った。
何と修正されていた。