飛び込み自殺のメッカともいえるのが中央線だ。
酷い時には1日に複数件の飛び込み自殺があることも。
そんな中央線を日常的に利用している知人は、国分寺から乗って人身事故の影響をまともに受けることになる。
18日15時9分、武蔵小金井駅で飛び込み自殺が起こった。
この影響で国分寺駅を出発してすぐに電車が止まった。
15分後LINEでSOSが届いた。
「おしっこしたい!」
車内アナウンスではまだ動き出すまでに40分はかかるとのアナウンス。
「連結部分でおしっこしたい!」
車内で青ざめている様子が手に取るように伝わってくる。
ま、男だから最悪、連結部分だ。
ところが奇跡が起こる。
武蔵小金井駅でたまたまホームが1本空いていたので、人身事故が起こった武蔵小金井駅に向かって電車が動き始めた。
予定よりも早く駅に着いて事なきを得た。
駅では飛び込んだ人、といっても、特快に飛び込んだのだから、遺体はぐちゃぐちゃに飛び散っている模様。中央線ではこれが日常茶飯事、というのだから乗客はえらい迷惑だ。
ホールの惨状写真はさすがに撮れなかったようだが、駅に駆け付けていた消防とパトカーがその時の様子を物語っている。