拉致問題が完全に膠着状態にある。
安倍首相が8日間にも亘ってアメリカを訪問している理由は、アメリカの同盟関係を強化すると共に、それが北朝鮮に対するプレッシャーでもある、という。
海軍や空軍の軍事力が貧弱な北朝鮮としては化学兵器や核ミサイルの開発に力を注ぐことになるわけだが、一番恐れているのは金正恩の暴走だ。
「拉致問題に絡み、総連ビルは黙って返してやることになっているのに全く動きがない。これでは日本のメンツは潰された形だ。これ以上日本としても譲歩することはできない。となると、拉致問題はこの先5年、10年は解決できない。横田さん夫婦が生きているうちに解決できないと、その矛先は政府に向けられる。それを一番恐れている」(政界事情通)
家族会としても高齢化が進み、横田さんたち本人も自分たちが生きているうちの解決を最大限に望んでいる。
「若造が本当に思うように動かない」(同)といら立つ。
3代目が会社を潰す、といわれているが最後は暴走によって崩壊するのだろうが、北朝鮮を生かさず、殺さずが日中韓の思惑だろう。