北朝鮮産のまつたけを中国産と偽って輸入して事件に関連して、警察が総連トップの許宗萬議長の自宅に“別件”で家宅捜索に入った。
総連がバリバリに力を持っている昭和50年代なら、総連議長の自宅に家宅捜索が入ったとなれば、総連のデモ隊が警察などに押しかけて大事になっていたが、「捜査は暴挙」と許議長が激怒するに留まっている。
総連の弱体化を示す象徴的な出来事だ。
総連ビルが第三者に落札後も引き続き使えることは日本政府としても拉致問題のバーターとして落としどころだったようだが、北朝鮮が一向に誠意を示さないので許議長の自宅に家宅捜索に入ったのかも知れない。
近々総連本部前でもっと大きな騒動がありそうだ。
「北朝鮮は偽札作りから覚せい剤まで、おカネになることは何でもやってきたが、今彼らが手を染めているのが脱法ハーブ。ハーブは普通のハーブで、覚醒するクスリをかけて乾燥させるだけでできるので、作り方も簡単。原価の20倍で売れるので新たな資金源になっている」(警察関係者)
許議長の次は北系の暴力団関係者の家宅捜索もありや、なしや、と。
拉致問題を解決しないと締め付けるぞ!というシグナルか?