ボートレーサーの養成学校である福岡県柳川市のやまと学校の様子をミヤネヤでやっていた。番組は新入生の女子の訓練の模様に迫った。
公営ギャンブルのレーサーを養成する学校の訓練や生活の厳しさが伝わってきた。
日頃の実施訓練もさることながら、突発的に行われるロッカー検査は圧巻だった。
私物の畳み方が悪いだけでも鬼教官の檄が飛ぶ。
「1ミリの違いが分からないようで、一人前のボートレーサーになれるわけがない。全員やり直し!」
ボートレースで選手が唯一触れるのはプロペラのみ。これを1ミリの微調整を行いながら、自分仕様に仕上げて行く。
この番組を観た後でこの写真だ。
これはとあるスーパーの正月用の飾り付けだが、鬼教官から「やり直し!」の檄が飛ぶのは間違いない。
壁に掛けられたタペストリーの長さが、きれいに下揃えになっていない。壁4面に掛けられているものと思われるが全部バラバラ。
スーパーは1円単位の商売をしているはずだが、こういう細かいところまで気が配れない。また、それを客に指摘されるまで誰も気づかない。
このスーパーの管理職は、1週間でもいいから、やまと学校へ体験入学させてもらったらいい。
小さな気づきから、業績も見違えるように変わるかも知れない。