北朝鮮には敵愾心を燃やすアメリカはこういう時は心強い。
北朝鮮の金正恩を風刺したアメリカの一民間映画会社がサイバーテロ攻撃を受けたことに対してオバマ大統領が出てきて、サイバー攻撃は北朝鮮と断定して「相応の報復措置を取る」と発表した。
中国が日本領海でサンゴを密漁しても手出しができない弱腰の日本だけに、オバマ大統領の反応は異常とも思えるが、これで日本も憲法9条の改憲に弾みが付くのではないか、と期待する政治関係者もいる。
いっそのこと報復として金正恩を暗殺してしまえ、と物騒なことを考えている人もいるようだが、日本のように弱腰外交では中国が付けあがるだけ。自国を守るには憲法9条の改憲しかない、という空気を作るためにも、敢えて弱腰のままでいるのか、と思わせる。
アメリカが報復措置を取ることで影響が出るのが拉致問題だ。
水面下では総連本部にそのまま居座られるように裏で交渉していたものが、おじゃんになるのではないか、という心配だ。総連本部を完全に明け渡すとなると拉致交渉に影響が出ることは必至。
アメリカの歩調を合わせるために、総連本部から完全締め出しを敢行することにもなりそうだ。
そうなると拉致被害者が帰ってくることが遠のくだけだ。