総連関係者内で今、ある賭けが水面下で進められている。
その賭けとは、マルナカに所有権が移ってしまった総連本部を総連が素直に「出て行くか」、徹底抗戦で「出て行かない」の丁半博打だ。
「出て行かない」という見方が大半だが、逆張りで「出て行く」に張る者もいるとか。
しかし、この賭けは成立しない。結果は分かっているからだ。
マルナカは自社では開発をしないで、10%ほどの儲けで転売することが決まっているらしい。転売先が総連関係者が買い上げるので、残れる話はすでに決まっているためだ。
実際、このまま居座れる方が、北朝鮮にはもちろんのこと、日本に拉致問題解決のためにはいいことだという。
しかし、考えてみれば実に不謹慎な賭けだ。