ここは敦賀新港海釣り公園である。
GW後半初日とあって早朝から大勢の家族連れでにぎわっている。
公園の先にも埠頭は続いているが、フェンスと鉄条網で通行を禁止しているにも関わらず、そのはるか先にこれまた大勢の釣り人が。
フェンスは海側にも大きく張り出しているので、どうやってこのフェンスを乗り越えるのか不思議だった。まさか、渡船があるわけでもないだろうし。
そんな疑問を解き明かしてくれた一人の釣り人が登場した。
おっさんの行動を見ていると、実に手馴れている。まず、手をフェンスの上にかけ、足はフェンスの下にかける。そうやって半周する感じで、渡っていく。
クーラーや釣竿を抱えているが、そんなものもなんのその。
一人ぐらい海にはまる人もおるやろに。
ほとんど意味をなさないフェンスである。