東京オリンピック招致の立役者として持て囃されている猪瀬知事だが、この功労は石原前都知事が敷いたレールの上を走っただけで、功労者でもなんでもない。
むしろ、こんな悪党面でプレゼンして東京の印象が悪くならないかとハラハラしたぐらいだ。
男は40過ぎれば、人生が顔に出てくるものだが、猪瀬は67年間の人生で悪いことばっかりやってきたんだろうな、というのが、今回、徳洲会からの5000万円借金問題だ。
もう、誰が聞いてもやましい限りだ。
はっきり、5000万円は徳洲会からの寄付だったといえば、すべて丸く収まるのに、ウソにウソを上塗りするからまったく辻褄が合わなくなってくる。
例えば、自分のほうからは「一切要求していない」というのも苦しいいいわけだ。
さらに、自分のほうから金額も使用目的もいわないのに、なぜ、徳洲会が5000万円も用立てるのか。
借りたのが都知事選前で、返却したのが、徳洲会が公職選挙法違反で強制捜査された直後。
選挙資金用のやましい金だというのがありあり。
猪瀬と徳洲会は昔から抜き差しならぬ関係にある。猪瀬が副知事時代に、老人保健施設「武蔵野徳洲苑」を東京都が認可し、工事額全額の約7億5千万円の補助金を東京都が支出していたようだ。
猪瀬にすれば徳洲会には大きな貸しがあり、それを選挙資金でおねだりしていた、というのがありあり。
悪代官猪瀬の悪党面はそんなところから醸しだされている。