みのもんたの秘密のケンミンショーが観ていて痛々しい。バラエティーなのにみのを観ると笑うに笑えないからだ。
アシスタントだった久本が完全にMCの座を奪い、みのがアシスタント役に見えてくる。このまま視聴率の低下が続けば、番組の打ち切りも見えてくる。
これを切られたら、いよいよみのは仕事がなくなる。
仕事がなくなれば、大豪邸を維持するのも大変だ。その辺の蓄えはあるのだろうが、このままテレビから消えてしまうのか?
みのもんたの命はスポンサーの顔色にかかっている、といっても過言ではない。しかし、同じテレビでも「まだまだ使い道はある」と語るのは在京テレビ局関係者だ。
「テレビショッピングという道があります。このMCをするのは落ちぶれたタレント、俳優の縄張りですが、みのさんの場合はまだ完全に落ちぶれたところまでは行っていない。そういう意味では商品価値はあります」
通販会社のジャパネットたかたは、一時期社員を育てようとして、高田社長が出演を控えた時期があったが、高田社長でなければ、売り上げが全然違うために、また、社長が前面に出てきている。
バナナの叩き売りのよに香具師の口上で売り上げは左右される。
「みのさんは元々中年の主婦層に人気があるので、通販は向いていると思います。ただ、みのさんがプライドをどこまで落とせるかにかかっています。落ちぶれたときにテレビショッピングをやっても遅い」
みのに商売の嗅覚があるとすれば、いっそ、通販会社を立ち上げるかもしれない。