あの盛りの付いた犬のような腰ふりは吉川晃司以来ではないだろうか?
あまちゃんで潮騒のメモリーがいよいよクランクインとなった。
映画でアキの恋人役が人気のダンスパフォーマーという設定で、スタジオに入った時から、越を振る振る。そして、盛りの付いた犬のように腰を振りながらアキに近づいて行く様は、歴代のNHKの朝ドラでは絶対にありえなかった演出だ。
20年前ならクドカンの起用自体もないだろうし、NHKの朝の連ドラであそこまでHを連想させる腰ふりなんかあり得ない世界だ。
あさイチの冒頭のトークコーナーでも当然、この腰ふり男の話題で持ちきりだった。
チャラさ1000%の腰ふり男がアキのファーストキスの相手になってしまうのか、とやきもきしていたら、本番になって腰ふり男の方が10代のファンが多いので、キスはできない、といい出し、何とか腰ふり男とのキスシーンは恰好だけで撮り終えることができたが、腰ふり男のインパクトは、これまでの脇役の中でも一番強烈だった。
これで案外腰ふり男の人気が出るかも知れない。