サンラータン麺(スーラータン)を出す中華料理店が意外と少ないことが分かってきた。
坦々麺ほどポピューラでないことと、スッパ辛い味が万人受けしないことが原因だろうか?
梅田で検索しても数えるぐらいしか出てこない。
サンラータン麺を極めようと思ったのに、出鼻をくじかれた形だ。
数少ない中から選んだのが、ルクアにある「リー ツァン ティン」のサンラータン麺だ。
この盛り付けの何とも独創的なことか。
菊名やミズナなどの数種類の青物野菜がトッピングされているだけでなく、梅干で酸味を出す心憎い演出。
しかし、だ。
スープの色はやはり赤くない。
辛味はラー油を使っている。
独創感一杯だが、求めている味ではなかった。
あべのハルカスにある「四川餐館」の上を行くサンラータン麺はまだ出てこない。