石原慎太郎はおそ出しジャンケンの名手だ。
第三極の台風の目玉だった日本維新の会の支持率が急降下したことや、息子が自民党の総裁選に敗れて箍が外れたのか、満を持しての石原新党の立ち上げだ。
維新の会に期待していた層が、国の舵取りを託すには十分頼りになる石原へ流れることは容易に想像できる。
そのリーダーシップは「尖閣諸島を東京都が買う」と表明したことでも如何なく発揮された。
混沌として手詰まりの時代には強いリーダーを求める。
石原慎太郎はトンネルを掘る削岩機の一番銛の銛先になる覚悟で、国政の場に帰ってきた。
自分が銛先になって穴を開けて突破していくので、みんなオレについて来い!といわんばかりだ。
原発や消費税など小さいことをガタガタいうな、とみんなの党や維新の会をけん制する。
もっと大きな問題に目を見開けという。
詰まるところは領土問題か?
石原総理誕生後は強硬路線に走るだろうな。
80歳と高齢なので最後に何かやらかして討ち死にする気か。
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