逃走車両の事故多発は警察24時の悪影響
2012年 08月 13日
ドキュメントだけについつい見入ってしまうが、中でも信号無視を繰り返し逃げ回る違反車両のカーチェイスは手に汗握る。
覚せい剤を打っている人間の運転の仕方と言ったら尋常じゃない。反対車線を逆走したり、赤信号を突っ込んだり。いつ事故を起こしてもおかしくない。
パトカーもそれを追い回すが、最近の奴らは簡単に停止しない。たとえ、タイヤがパンクしても走れる限り逃げる。
作り物ではないので、ヘタな映画よりよっぽど面白い。
しかし、あまり深追いすると二次的事故を起こす可能性があるので、本部から追跡を中止する命令が出て、断念するシーンがたまに流れたりする。
これを見た奴は、逃げ回れば警察は追って来ないものと思い込んでいるようで、最近、パトカーに追跡されていた逃走車両が立て続けに事故を起こして、逃走車両に衝突された車に乗っていた人が犠牲になっている。
これ、明らかに警察24時の悪影響だ、と思う。
馬鹿な奴は逃げられると思っているから逃げる。そして、第三者が事故に巻き込まれる。
白バイなら逃げ押せないが、パトカーなら逃げれる、と思っている。
逃走車両のナンバーは控えているわけだから、いずれ逮捕されるはずなのだから、その時は逃げられても後日逮捕したシーンまで流さないと、警察24時番組が犯罪抑止につながらず、パトカーに追われた時は逃げるが勝ち、という誤った認識を植え付けているように思われる。
テレビ局は中途半端な終わり方をせず、逮捕まで時間をかけてでも追っかける義務がある。
そこまでやらないと、逃走車両の事故は防げない。
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