痩せた業界各誌
2012年 02月 24日
これだけデフレが続けば真っ先に削られるのが広告代である。そんな状況で気になる広告が「世田谷育ちのグルコサミン」である。われら世代の中田喜子がひざをぐるぐる回しながら体操している例のCMである。
何が気になっている、といったら「詳しくは翌日の朝刊をご覧下さい」という下りである。
テレビと新聞の折込チラシを連動させているわけだが、全国紙から地方紙までチラシを入れるとなると莫大な経費だ。
広告費が削減される中で元気がいいのは、この手の年寄りを対象にした健康食品だ。一番カネを持っている年寄りをターゲットにしている嫌らしさはなきにしもあらずだが、カネを持っている人に使ってもらうことは反対ではない。
広告費が削られる、というのはパチンコ業界も例外ではない。
きょう久しぶりに業界各誌を見比べる機会があったが、ま、全体的に雑誌が薄くなった。広告索引を見ると軒並みクライアントの数が減っている。
毎月10万円の家賃がもったいないので、事務所を自宅に移す会社も出てきた。
どこが大底なのか皆目検討もつかない。
こういうピンチのときが小回りの効くところにチャンスが訪れてくる。
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