暴力団排除条例制定の発端となったのは福岡の暴力団抗争が原因だったように記憶している。
中でも北九州の工藤会の傍若無人な武闘派ぶりには縮み上がる。警察をも恐れぬ狂犬は、暴排運動を展開するカタギの市民まで手榴弾の標的となる。
それでも北九州市民は工藤会と共に日常生活を送っている。傍から見るとすごいことかも知れないが、何ら特別なことではないのかも知れない。
福岡・中間市で建設会社の社長が撃たれた。会社は北九州。ということは工藤会の犯行であることはほぼ間違いない。
ミカジメ料の要求を断った報復で、急所は外して3発撃ち込んでいるようだ。実弾による脅迫だ。工藤会の怖さは鉄砲玉が多いので、脅しだけでなく本当にやってしまうことだ。
福岡県警は暴力団排除条例の元凶である好戦的なこの工藤会をどうして壊滅させることができないのだ。警察が本腰を入れて徹底的にやらないからだ。
手榴弾を使った時点で一気に殲滅させなければならなかったはずだ。
ミカジメ料を断った建設会社の社長への発砲は、警察への挑戦でもある。法律を改正しても工藤会を壊滅させなければならないのに、暴力団員と一緒に食事したり、ゴルフしただけでも密接交際者と認定される、というのは、何かポイントがズレているような感じがする。
カタギに発砲しただけで組に解散命令が出せるぐらいにしないと。
工藤会のミカジメ料請求が怖くて、北九州市内のパチンコ店建設用地が塩漬けになっている。
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