福島から大阪に避難してきている人がある法人会で講演をしたそうだ。
その人は福島第一原発から9キロ離れたところに住んでいた。地元では東電のことを「東電様」と上げ奉っていた、という。
地元情報でも極一部の人しか知らされていないのが、原発の復旧作業工事で作業員がすでに1000名も亡くなっている、という信じられない話が飛び出したそうだ。発病している人の数ならまだしも死亡しているのが1000名は話が大きすぎる。
それは報道規制されているから漏れ伝わらない、というがこうして公の場でしゃべっていたらいずれ広まる、というもの。
原発現場で働いているとストロンチウムが骨に吸着して、真珠玉のようになり、そこから一生放射能を発射していくらしい。
なにより吉田所長が現場を離れて入院しているが、被曝して吐血しているようだ。
本当のことをいうと大パニックになるからいわないだけだ、という。
本当のことをいわない、といえば日本のテレビメーカーは敗戦状態だという。パナソニックがプラズマ工場から撤退しただけではない。薄型テレビの買い替え需要も一巡してからは、液晶のシャープもこのところ元気がない。亀山モデルも今は昔。液晶でも韓国メーカーとは太刀打ちできない。
テレビメーカーの下請けをやっていた船井電機はテレビ事業から完全撤退する。
こうした厳しい状況にも関わらず、大阪では梅田の再開発でどんどん新しいビルが建っている。建て替え工事が進む中之島のフェスティバルホールも再来年春には竣工するが、これらのビルが出来上がってもオフィスビルの需要はない。
梅田にあったリクルートは渡辺リクルートビルから、梅田阪急ビル移転している。阪急もオフィスビルを建てたものの入居率が悪く、新築ビルの家賃を値下げすることで、リクルートを移転させたようだ。
なにせ、リクルートも全盛期に比べて広告料収入が8~9割ダウンしているとか。
世の中の景気はますます悪くなる、ということだ。
こんな状況でパチンコ店も大型店を出店している場合ではない。居ぬき物件で成功してきたホールが土地から買って新築オープンするがターニングポイントになることは間違いない。
こん話を聞いていて明るい気持ちにはなれない。それが真実だとしても、やはり大本営発表を聞かされているほうが幸せなのか?
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