先制されては同点に、先制されては同点に。最後はPK戦で決めた。
これまでの対戦成績で1勝もしたことがない世界ランキング1位のアメリカを破って、なでしこジャパンが女子ワールドカップで世界一に輝いた。
ワールドカップで優勝することをどれだけの日本人が信じていただろう。ランキング4位の日本が強豪ドイツを下し、スウェーデン、アメリカを倒しての優勝だから素晴らしい。
メダルが確定した時に2位でもいいと思った時点で優勝することはなかっただろう。コンピュータだけではなくスポーツも2位ではダメなのである。
男子は世界レベルとあまりにもかけ離れているので、優勝は夢の彼方だが、女子はそれをやってのけてしまった。
体格で劣るため、小学生の頃から徹底的にパス回しを叩き込まれ、ワールドカップで優勝するために、今回のメンバー中9人が海外経験者。
女子サッカーの精神的支柱の澤が決勝戦でも同点ゴールを決めるが、メキシコ戦ではハットトリックまで達成。澤のヘッドが面白いように決まる。
苦しいときは「私の背中を見なさい」というリーダーでエースである。
アテネ五輪後はアメリカ人との結婚を夢見ていたが、結婚して家庭に入るよりもサッカーを選んだ。
最後まで諦めず、集中力が途切れなかったのは、大震災からの復興のために自分たちが優勝して被災地を、さらには日本を元気づける、という強い思いがあったからだろう。
阪神大震災の年、神戸が本拠地のオリックスはものの見事にリーグ優勝した。
これまで、女子サッカーは注目されることもなかった。なでしこリーグで東電のチームがあることも今回初めて知った。
まずは、なでしこリーグがスカパーでも見られるところから始めなければならない。
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