松本龍復興担当大臣が辞任したことを受け、岩手県の達増拓也知事のコメントが非常に意味深で気になった。
「松本大臣は首相は6月中に辞めた方がいいと言っていた。あってはならない内閣の中で一種苦悩の末、グレた対応をする格好になったと思う」
松本大臣は岩手県を訪れた時に、達増知事にサッカーボールを蹴ったが、うまくキャッチできなかった。
この時うまくキャッチしたら我慢して復興大臣を続ける腹づもりだったが、キャッチできなかったので、「や~めた」という気分になり、あえて上から目線発言で問題を起こし、辞任の世論形成を誘ったのではないか、と勘ぐってしまう。
あの場面でボールを蹴ったのは一種の占いだった。
達増知事は元民主党で松本大臣とは旧知の仲。菅下ろしという点では共通していた。
達増知事のコメントからは、松本はもともと復興大臣なんか受けたくなかった。菅首相の任命責任を追及させるための自爆テロを仕組んだ、というのが読み取れる。
自爆テロと思えば、カメラの前で喋った恫喝ともとれる発言に対して、これはオフレコで書いた社は終わりです、なんて発言するわけがない。
さらに、東北地方の県と市が分からないなどとすっとぼけたことをいうわけがない。
自ら地雷を敷き詰めていって爆発させた。
そして、マスコミがものの見事に取り上げてくれて、退任の道筋を誘導してくれた。
後は国会で野党が菅首相の任命責任を追及する。
達増知事は「こういう内閣では復興できない。一刻も早く衆参の過半数に支えられながら強力な復興を進めていけるような内閣をつくって、オールジャパンの力で復興を進めるようにしてほしい」と暗に菅首相の退陣を要求している。
松本龍自爆テロで菅首相は退陣するのか?
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