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by tetorayade

美食アカデミーは究極の広告塔

沈まぬ太陽がノーカット版で4時間あまりに亘って放送された。

社会派映画なのでハッピーエンドという形にならず、再びアフリカへ左遷されて終わる、という展開にいささか消化不良になったが、この4時間映画で気になったのが、途中のCMが番宣が多かったことだ。

日航批判の映画なのでその圧力でスポンサーがつかなかったのかと思うぐらい、次週の金曜ロードショーの予告ばかりが流れていた。

単純にクライアントが付かなかったのかも知れないが、最近のテレビ局は大事なスポンサーのためなら、番組自体をクライアントの広告にしてしまう。

中でも酷いのが、テレ朝で土曜日のゴールデンタイムに放送されている「お願いランキング」だ。

その中で、美食アカデミーが食品メーカーの商品の味を審査するコーナーがワンパターン化してきて、完全にタイアップ広告になっている。

今回のお得意様は明星食品だった。

人気売れ筋のカップラーメンを4人の美食アカデミーメンバーが採点していく。1人10点満点で40点が最高得点となる。

美食アカデミーのメンバーはいずれも辛口コメントがウリで、最初の商品は、これでもか、というぐらいケチョンケチョンにけなし、相手を奈落の底に突き落とす。

それが、だんだんと評価が高くなる。

最後に登場したのが極麺のちゃんぽん。
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これを一口食べた川越シェフは、美味しいものを食べたときに笑顔になる瞬間の表情。
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そして、出た得点は全員満点の40点を獲得。
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最初はけなして、だんだん褒めていくことがパターン化してきているのだが、これを見ていたら当然、その商品を買いたくない。

辛口で知られる美食アカデミーが最後は満点を出すのだから、彼らが推薦するなら買ってみたくなる。

結果的に彼らは広告塔の役目を果たしていることになる。

2位になった極麺博多とんこつのバリカタは買ってみたくなった。インスタントで博多のストレート細麺をどう再現しているのか気になる。

つまり、これは番組自体が広告であるということはいうまでもない。

あまり広告臭くないようにするために、芸能人の手料理を美食アカデミーが審査するコーナーもあるが、視聴者は番組自体が広告である、ということはすでにお見通し。

テレビ朝日といえば朝日新聞社系。大新聞の記者はプライドが高いのでタイアップ記事なんか金を積まれても書かないだろうが、テレビ局はカネのためには簡単に魂を売ってしまう。

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by tetorayade | 2011-02-13 00:33 | テレビネタ