世間ではあれだけ大人気のcoco壱のカレー。体が反射的に受け付けないのか、きょう、生まれて2度目のcoco壱体験。1回目は20年近く前、食べたっきり。
名古屋出張時だった。二日酔いで食べた昼飯。それがcoco壱だった。二日酔いでカレーを食べた自分にも驚くが、そんな体調で食べて、いい印象があるわけがない。
その時の舌の記憶が海馬に刷り込まれているのか、テレビのグルメ番組でいくら取り上げられようとも、coco壱に行く気にならなかった。
で、昼飯に誘われて向かった先がcoco壱だった。
注文したのはひれカツカレー、辛さ5倍、大盛り500g。
さすがに5倍なのでちょっと辛いが、食べられない辛さではない。
一口食べた時から味に対する感動がまるでない。可もなし不可もなし。家で作るカレーの方がまだ美味しいぐらいだ。
ナゼ、人気なのかまったく理解できない。
きょうは誘われて人生2度目のcoco壱となったが、やはり自らが足を運ぼうとしなかったのは、海馬に味の記憶が刷り込まれていたからだろう。
同席した人曰くcoco壱の人気を「毎日食べられる味だからじゃないですか」。
外でカレーを食べるのなら美味しいカレーを食べたい。
例えば、元祖とんかつカレーの「カツヤ」のような、家庭では絶対に再現できないジューシーな辛さのカレーを食べたい。
さらに「トッピングの種類やご飯の量、辛さが選べるところもいいんじゃないですか」と同席者。
その話しから、ナンバの金龍ラーメンがナゼ流行ったか、という話しになった。当時は珍しかったキムチ入れ放題、食べ放題が関西人に受けたわけで、ラーメンそのものは普通の味だった。
ということは、味そのものの評価ではなく、付加価値?
coco壱のカラーを美味しい、と思っているから店が流行っているのだろうが、自分の味覚がおかしいのか?
大盛りを食ったので夕方になって胸焼け。
夕食時になっても空腹を感じることはなかった。
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