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by tetorayade

昔を懐かしんでも進歩はないのだが…

秋の番組改編。だんだん各局とも予算が削られているようで、日曜日のゴールデンは、奇しくも3局が似た番組で茶を濁した。

テーマは中高年をターゲットにしたノスタルジー。それを音楽で振り返るわけだが、それは各局が嗜好を凝らせた。

まず、TBSは「懐かしのスターは今!壮絶大追跡スペシャル」。世間を騒がせた歌手を登場させて懐かしの歌を歌わせる。
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セットも出演者も金をかけていない。テーブルもなく暇なタレントが椅子に座っているだけ。画面は同世代の伊丹幸雄。ゲストだって芸能界を引退したようなタレントなのでギャラもそんなにかからない。

テレ朝は「グッとくる歌謡祭!!」。誰もが知ってる曲&みんなが歌える曲45連発!! 有名歌手が自分の心に残る名曲を熱唱・カバーする!! 80~90年代の<元気になる編><心にしみる編>のヒットメドレーも。
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テレ東は「日曜ビッグバラエティ カラオケ★バトル5」。プロ歌手vsのど自慢有名人のガチンコ・カラオケ対決を14回戦行う。
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共通しているのはいずれも懐メロ。この番組を見て喜ぶのは40代以上の中高年。あの頃はよかった、と青春時代に思いを馳せる。

戦後右肩上がりで発展してきた日本が、味わったことのない出口の見えない不況の中、少しでも今を忘れるための逃避番組を同じタイミングで放送したことに驚いている。過去を懐かしんでいるようでは進歩はない。番組プロデューサーだけではなく、こんな番組を放送している局自体が負け組みのようにも映る。

番組予算が削られると、同じ思考になってしまう、ということか。

といいながら視聴時間が一番長かったのはTBSだった。

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by tetorayade | 2010-10-11 00:09 | テレビネタ