ABCのラジオニュースから聞き覚えのある団体名が流れた。
何か契約解除になった、という。
気になる単語はパラリンピック、障害者スポーツ協会。
ABCラジオということは朝日新聞系列。さっそく、朝日のニュースサイトで探してみると出てきたのが
日本パラ五輪委、NPOと契約解除へ 募金「不透明」。
朝日は障害者団体が郵便料金を不正使用していた事件を追っかけていたようだ。それに関してはシロだったが、棚ぼた式にこの事件を暴くことができたようだ。
ここで登場してくる日本パラリンピック支援機構は、非常に営業力のある団体で、企業から寄付金を集めることを得意としている。それを日本障害者スポーツ協会へ寄付金を渡していたのだが、朝日が問題視したのは集めた寄付金から一律30%を必要経費として抜いて渡していたこと。
この支援機構はパチンコ業界の団体にも接触を図った。
業界のイメージアップを図りたい、という思惑が合致した。
年間のオフィシャルスポンサー料は1000万円。
日本障害者スポーツ協会のホームページへバナーが張れるほか、各種印刷物などに日本障害者スポーツ協会へ協賛していることが謳える。
再三、パチンコ業界でもいいんですか、と確認を取ったところ大丈夫だという。
それで、前向きに検討していく段階で、パチンコ店のチラシにも使いたい、という話が持ち上がった。その方が組合員も説得しやすい。
これに対して協会側の答えはNO。
パチンコ業界の団体との契約は問題ないが、パチンコ店となると協会側もイメージを大切にしているのか、態度は頑なだった。
結局、それでこの案件は正式な会議にかけられる前にご破算となった。
みのもんたはパラリンピックを応援しているが、年間1000万円出して、オフィシャルスポンサーになったらいい。
しこたま稼いでいるが、墓場にお金は持っては行けない。社会貢献活動で節税対策にもなる。
どうだ、みのもんた!
朝ズバ。
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