ワールドカップ日本対カメルーン戦が始まった。
南アフリカの祈祷師によると2-0で日本が勝つとのありがたいご託宣をいただいていた。
前半、39分、数少ないチャンスを本田が初ゴールを決めた。
最初に先制点を入れたチームが8割がた勝利するのがワールドカップだが、それで負けたのが前回ドイツ大会の日本。
オーストラリア戦で前半で1点先制しながら、後半に3点取られて大逆転負け。これでリズムが狂った。
そんな悪夢はもういらない。
祈祷師の占いどおり2-0に向かって後半戦も突き進め。
後半戦はよく守りきって1-0で初戦突破。勝ち点3。4年前の雪辱を果たした。
岡田監督は「選手の勝ちたいという気持ちが表れていた」と称えた後、「終了は始まりのホイッスル。次のオランダ戦はこんなものでは勝てない」と気持ちを引き締めた。
日本の先制ゴールを決めた本田選手は「少ないチャンスを決められてよかった。(岡田監督からは)点を決めろのシンプルな指示だった。きのうは誕生日だったので(運を)持っている。ここ最近、勝利がなかった。腐らずに一致団結できた」と喜びの声を上げた。
初戦に勝つかどうかは大きな分かれ目。しかも勝ち点3。
岡田監督が目指すベスト4に向け、一歩近づいた。