人気ブログランキング |

日々のニュースから業界ネタまでかきなぐります


by tetorayade

期待外れのそこまで言って委員会のメディア論スペシャル

日曜日の定番ともいえた「サンジャポ」、「たかじんのそこまで言って委員会」を最近観なくなった。

理由はかつての面白さがなくなってきたことに加え、つまらないテレビを観るよりも出かけることが多くなったため。

きょうも天気がいいので十津川村までツーリングにでも出かけようかと思ったが、やりかけの仕事があったので、それに手を付けていたら出かけそびれてしまった。

それで、久しぶりに観たのがたかじん。

きょうのテーマは「メディア論スペシャル」。

パネラーが錚々たるメンバー。電波芸者の田原総一郎をはじめ、元NHKのワシントン支局長の手嶋龍一、原口総務大臣、日テレの土屋敏男プロデューサー、北野武。

関西ローカルの読売テレビでなかなか揃えられそうにもないようなメンバーが一堂に会した。嫌が上でも期待が高まる。

前半の「メディアは暴走しているか?」までは我慢していた。

政権交代の期待感を煽ったメディア。それに呼応するかのように国民も政権交代を望んだ。ところがいざふたを開けてみると鳩山首相の指導力のなさに国民はがっかり。

鳩山政権の支持率が落ちたところで、政権交代を煽ったメディアが今度は反転して鳩山政権を叩く側に回った。これをメディアの暴走というのか、という議題。

これに口火を切ったのが田原総一郎。

「臆病すぎる」とむしろ暴走ではないとの見解。

鳩山首相の沖縄訪問を大新聞は一斉に大批判したが、これを新聞社の「談合」と指摘。今の記者は「違うことを書くのが怖い。中でも特オチを怖がっている」と臆病振りを嘆いた。

手嶋龍一も「暴走といえるほど、圧倒的なパワーはない」とバッサリ。

ま、ここまではジャブ。

テレビが面白くなくなった原因は、テレビ局の広告収入が減って、低予算でソコソコの視聴率が取れるバラエティ番組がゴールデンタイムを席巻していることが、挙げられていたが、それ以上に各放送局のコンプライアンスがあるがために、無難な番組作りに陥ったことが最大の理由。

コンプライアンス=法令順守は今やテレビ局だけでなく、一般企業にまで及んでいる。

これに加え、放送にかかわるさまざまな問題に対処するBPOもコンプライアンスと同様に、番組をつまらなくさせている要因の一つ。

最近のバラエティー番組にまでこのBPOは意見する。

いわく、下ネタ、イジメ、差別につながるようなものはNO。

それでいて、番組制作者を萎縮させてはいけない、というのだから矛盾している。

最後のテーマで襲い掛かってきている睡魔を吹き飛ばしてもらいたい。

ずばり、メディアの今後。

60/127。これは全国のテレビ局の内、60局が赤字に陥っている、という数字。最近はテレビ局に関しては食品などのコマーシャルが復活して来ているので、回復傾向にあるが、致命的なのは新聞社を初めとする紙媒体の出版。

2兆円市場といわれていた出版市場が1兆円までに半減している、という。

ここへ持ってきて紙媒体を駆逐するかのように登場してきたのがipad。ページをめくる感覚で電子書籍が読める。

時代は絶えず変化している。それに対応できるかどうかで、将来が見えてくる。

テレビが生き残るには、ニコ動などと連携し、ネットでも番組を配信すれば、ダイレクトで視聴者の声を拾うことができる。

放送と通信の融合によるビジネスモデルの確立が今後テレビ局が生き残れる道でもあろう。

手本となるのはラジオ。ラジコというパソコンでラジオが聴ける実証実験をスタートしている。

この手の番組の常であるが、結論など出るはずもない。それぞれ立場の違う人間が好き勝手な持論を展開して終わり。

噛み合う訳もない。

人気ランキング
by tetorayade | 2010-05-17 00:44 | テレビネタ