エコポイントは無縁だと思っていた。エコポイント対象商品の必要性を感じていなかったのだが、時間の流れは無常だ。
人間にも寿命があるように、家電にも寿命がある。
冷蔵庫のモーターに異音が発生するようになった。それに伴って冷凍庫の氷がどうも固まり具合が足らなくなってきた。一応凍っているが手で触ればすぐに解けるような感覚だ。
症状は日増しに悪くなる。氷が1日経っても完全に凍らなくなってきた。冷凍庫でカチカチに凍っていたみかんが、柔らかくなっている。
完全にヤバイ状態だ。
修理して直るものなら、との思いでメーカーの修理センターに電話を入れる。症状と型番を伝えると、冷蔵庫は94年製だった。
修理当日、サービスの人から電話。年式と症状から修理代には10万円かかるかも知れない、といわれた。
出張費だけで3300円かかるけど、それでもいいですか?ということ。
部品を交換すれば直るものと一縷の望みで修理を依頼する。
淡い期待はもろくも崩れる。
ガスが抜けていることが冷えない原因だった。そのためにコンプレッサーから異音が出ていた。
サービスマンは親切心から出張しないほうがいい、というつもりの電話だった。
こうなれば、買い換えるしかない。
無駄な出費を強いられるが、冷蔵庫がエコポイント対象商品だった。
エコポイントを申請すれば、JCBの商品券と交換できることを教えてもらう。領収書から保証書、リサイクル券などを貼り付けて郵送する。
不意の出費を商品券で慰めるしかない。
次は洗濯機か?
いつ買い換えたかも記憶にないが、これは2000年に入って買い換えたような気はするので、もうしばらくは大丈夫だろう。
収入がエコなのにこれ以上の不意の出費は避けたいものだ。
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