静岡空港が開港した時と打って変わって、快晴、視界良好の中、国内最後になる?茨城空港が開港した。
定期便は韓国と来月から就航する神戸のわずか2路線。開港時に国内線がないのは茨城空港が初の珍事。
この寂しさの中での、テイクオフということは、今日の天気と同じように視界良好とはいかない。早くも年間2000万円の赤字が見込まれている、というのだから元々必要ではない、ということ。
甘い需要予測の元に造り続けられた空港やダム、道路…
茨城空港も着工したばかりで民主党に政権が交代したら、間違いなく建設中止か、自衛隊専用にコンパクトな空港になっていたはず。
これで首都圏には3つも空港が林立することになる。
これは関西に3空港ある以上に無駄。
茨城空港の当初の需要予測は、北関東エリア人口340万人をターゲットに、大阪、福岡、那覇、札幌の4定期便が就航し82万人、とはじき出していた。
空港が完成した時にはJALは経営破たん。世界的に航空需要が落ち込む中で、赤字になりそうな路線なんかどこも手を出してこない。
国内線でやっと手を差し伸べたのがスカイマークの神戸便のみ。
茨城と神戸を結んで北関東人を関西の観光客として吸引したい、との思惑だろうか?
必要性の薄い空港だからアクセスも悪い。直通の鉄道がつながっているわけではない。バスは水戸駅とつくばセンターからそれぞれ1日2便。
必然的に足はマイカー。そのため駐車場は無料開放されている。
日本初の格安航空会社(LCC)対応空港としての独自の方向性を目指すようだが、LCCはリクライニング効かない座席で、一切のサービスがない。空飛ぶ路線バスというところ。
11日は台湾やホノルルのチャーター便も飛んで賑わっている。
どういうわけか羽田便まである。
これは新しい橋ができたときの渡り初めようなものだろう。
日曜日までは見学者でごった返すだろうが、15日から現実を直視する日が訪れる。
人気ランキング