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by tetorayade

休日分散化は星野リゾート社長の提案だった?

休日分散化問題から乗り遅れた。

サラリーマンでなくなって大型連休も関係なくなったため、関心も薄かった。

サンジャポでこの問題を取り上げているが、パネラーの全員が反対する中で、吉田たかしが「お金をかけずに景気を下支えできる」と賛成して袋叩き。

そもそも休日分散化ワーキングチームは、去年10月1日に発足したばかりの観光庁が音頭をとって始めたもの。

観光庁は観光立国を目指し、海外からの観光客を集客するために、国際競争力の高い魅力ある観光地づくりを支援することを目的にしているはずなのだが、唐突に休日分散化である。

まずは、大型連休を全国5ブロックに分散化して、内需拡大を図ろうということのようだ。

観光庁のやることだから、観光産業を支援することが目的であることは明白なのだが、仕掛け人はどうやら星野リゾートの星野佳路社長のようだ。

星野社長はゴールデンウィークを都道府県別に分散化することを提言していた。

理由は国民が一斉に大型連休に入ると、高速道路は大渋滞、ホテルや旅館の稼働率は跳ね上がるものの、平日はガラガラ。この偏りを平準化することが狙い。それがサービス産業の生産性を高めることにもつながる、と持論を展開する。

この手本となっているのがフランスの休暇のとり方。2月は1カ月間スキー場が賑わうとのこと。

休日分散化で発生する製造業が休みを取れない、という問題に対しては、今や日本の中心は製造業からサービス産業にシフトしているのだから、製造業のための休みの在り方や社会制度を、サービス産業のためのものに変えなければならない、と強気。

発足したばかりの観光庁として、何かしなければならないことは分かるが、一発目の仕事が休日分散化法案とは…。

一番困惑しているのがカレンダー業界。

5種類のカレンダーを作る必要性が出てくるだけでなく、在庫管理が不可能、と呆れ顔。

地区別に印刷部数も違ってくるし、手間を考えただけでも大変だ。

企業カレンダーはコスト増から廃止するところも続出するだろうが、地区の休みを色分け表示すれば1種類で済む。

休日分散化は金をかけずに景気の下支えになるのか、天下の愚策になるのか、やってみなければ分からないが、ダメなら元に戻す?

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by tetorayade | 2010-03-07 12:07 | 社会ネタ