以下の記事は富山新聞で16日にネット配信された記事だ。
玉川物産(石川県野々市町)が経営する金沢市の「金沢駅前駅前ペリカン」は15日までに、パチンコ店を対象とした接客・サービスの全国大会で優勝した。
大阪府のNPO法人が初めて主催し、約135店が参加した。昨年9~10月に行われた1、2次予選は、審査員が各店の接客態度や設備などの項目を抜き打ちチェックする形式で実施。上位5店が今月10日、大阪市内で接客方針などのプレゼンテーションによる決勝を行った。
駅前ペリカンは1次、2次、決勝すべてで1位だった。玉川物産営業部は「優勝を弾みに、サービスに一層磨きをかけたい」としている。
10日に行われたニュースを6日遅れで報道しているのだが、突っ込みどころがいくつかある。
速報性が命の新聞がタイミングを逃して報道する場合の表現の仕方が、
15日までに、パチンコ店を対象とした接客・サービスの全国大会で優勝した。となる。
「までに」という言い回しは新聞の常套句だが、15日までに優勝した。読んでいて違和感を感じる。
ニュースが入ってきたのが15日、ということだろう。
金沢市の
「金沢駅前駅前ペリカン」。店名も慌てて書いている。正式には「駅前ペリカン」。金沢駅前にある「駅前ペリカン」ということなのに、余計な金沢駅前まで付けて店名にしている。
約135店が参加した。
これも妙な言い回し。
135店、と下一桁まで書く場合は約は付けない。
しかも135店ではなく、137店だ。
とどめは
駅前ペリカンは1次、2次、決勝すべてで1位だった。
2次予選は2位で、すべて1位ではない。
どういう取材の仕方をした?
ピーワールドの駅前ペリカンのホームページを見ていたら、「日本一」になった、という記事が掲載されていた。
で、町ネタとして気になって電話取材した。
小ネタすぎて、ノーチェックで掲載されたものと思われる。
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