アメリカ・コロラド州で起こった気球騒ぎは、完全に一家の自作自演、やらせだったことが分かる。
自分たちで撮影した気球が飛ぶ直前の映像が公開されているが、あのサイズの気球で子供が乗れるわけがないし、最初からかごもついていない。
これが決定的な証拠ともいえる。
発端は行方不明になった息子が馬鹿正直に「テレビのショーへ出るためにやった」と暴露したために、やらせの疑惑が深まっていた。
近く、虚偽通報で立件されるようだ。これに共謀罪などが加わると罰金は4550万円にも達する見込み。
コロラド州の軍は2機のヘリコプターを出動して、救出に向かい、その模様は全米に生中継されたわけだから、所期の目的は達したはず。
元々竜巻ハンターとして有名な家族が、気球騒動でもさらに有名になりたかったのか。それともお金目的なのか。
ただただ残念なのは母親が日本人だったこと。
やらせだったことが発覚する前のインタビューで、母親は日本の両親に向かって涙ながらに、騒がせたことを詫びていた。
あれも演技だった、ということが日本人として悲しい。
「アメリカ」、「涙の演技」というキーワードから三浦和義を思い出してしまった。
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